【T】AT&Tは買い時か?

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AT&T(エイティアンドティ)は米国大手の通信会社で、HDVを始めとしたディフェンシブで高配当なETFによく含まれています。

電波事業は政府の規制によって守られており、携帯通信キャリアはAT&Tを含めても4社しかありません。つまり、AT&Tは圧倒的なモートを持っていることになります。

連続増配は33年で、現在の配当利回りは驚異の6.21%です。

 

 

米国でのシェアは僅差の2位

 

上記のサイトによるとAT&Tの契約者数はベライゾンに次ぐ米国2位のシェアを持っています。

4月に話題となったT-MobileとSprintの合併ですが、実現すれば3社のシェアが均衡するためAT&Tにとっては脅威となります。

 

事業の柱

決算報告

AT&Tは自身の事業を4つに分けて決算報告しています。

今AT&Tが力を入れているのはエンタメ事業です。最近タイムワーナー社を買収する計画が連邦地裁に承認されたため、今後エンタメ事業の比率はさらに大きくなると思います。

AT&Tとしては携帯通信市場の成長が鈍化する中、ケーブルテレビ事業を強化して新たな収益源を確保したいのだと思います。

首位のベライゾンも通信事業以外に力を入れており、昨年に米Yahoo!を買収しました。

出典:消える米ヤフー ベライゾンが買収、23年の歴史に幕 :日本経済新聞

 

業績は緩やかな右肩上がりだが...

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年別のキャッシュフローを比べると、伸びは大きくないですが業績は緩やかに拡大しています。

 

しかし直近の決算はいまいちでした。

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上が今回の決算、下が前回の決算ですが、前年より収益が下がっています。

市場予想も下回ったため、株価は大打撃を受けました。

 

株価は52週最安値を更新

現在株価:32.19ドル

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決算発表後の5月初旬に株価は32ドルラインを割って52週最安値を更新しました。

ただ、現在PERは6.49なので、PERだけで考えれば割安な水準です。

 

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結論

株価はここ5年で最も安い水準なので、今購入するのはアリだと思います。

しかし、主力事業は今後もあまり成長が見込めません。カギとなるのはケーブルテレビ事業ですが、2014年に買収したディレクTVが不調なのにさらにタイムワーナーを買収するのは理解できません。

ケーブルテレビ業が不調なのはネットフリックスやAmazonプライムなどのストリーミングサービスが人気だからです。

今後ケーブルテレビがストリーミングサービスを押し込む展開は考えられず、AT&Tの業績はなかなか上向かないと思います。

 

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